高校受験編
中学生のころ私の学力は目も当てられないものでした。そのため、父のお小遣いから塾の費用を捻出してくれたおかげで、中3から「くもん」に通わせてもらいました。教室は長いテーブルになっており、正座するスタイルになっていました。床はカーペットが敷かれていました。先生は今までに見たことがないほど微笑む顔の優しいお爺さんとジブリに出てきそうなおばあさん。そして30代くらいのボーイッシュな女性でした。ときどき、ザ・お母さん事務員のような方もいました。周りを見渡せば、ほとんどおらず、小学生が数人いる状況でした。
塾編
数学と英語のテストは、簡単そうにみえて解くのが難しい問題でした。( ;∀;)中学3年の時に足し算から勉強することになりました。さすがにヤバイと思わなければいけませんが、まあ、何とかなるだろうとぼんやりしていました。課題のプリントは50枚など大量の量のプリントをこなしました。私は難しいことがあると、すぐに諦めます。粘ることは基本的にしません。すがすがしいほど忍耐力がありません。断言するな。そのため、くもんのやり方があっていました。何度も同じような問題を解くことで問題に慣れて、スピードが上がってから、少しづづできることを増やしていくので、とても相性が良かったです。もし授業を聞いて各自復習などをするスタイルだったら、できなかったでしょう。
塾で学んだこと
途中からは、あまりよくありませんが、受験に間に合わないということで、必要なところを集中的にやらせていただきました。今思うと感謝しかありません。週に3回、英語と数学でした。平日は2,3時間ほどでしたが、土曜日は5時間ほど勉強しました。この塾のおかげで、どう勉強すべきかを、日々続けることで溶けないと思っていた数学の問題や英語の長文が読める喜びを知りました。この塾に行く前は、勉強のやり方がわからず、焦燥感だけが募り、テスト前日に英単語帳を朝4時まで作ったりしていました。
この塾で勉強の仕方、を体験しながら学べて幸せ者だと思いました。
高校時代
なんとか合格して高校生になりました。幸せな高校生活になると思っていましたが、そう上手く人生はいかないものでした。
つづく